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トレチノインと併用すると効果的なハイドロキノン、その実態とは

2020年02月05日
きれいな肌

ハイドロキノンはトレチノインと併用することで、さらに美白効果がアップすると言われている成分ですが、実際にどのような働きによってシミを改善できるのか使用する前にチェックしておくと良いでしょう。シミの原因は紫外線によるダメージや、肌を擦るなどのダメージによって過剰に作られたメラニン色素が、肌細胞に沈着することで起こる肌トラブルですが、特にシミの原因として大きいのが紫外線によるダメージです。

紫外線を浴びると肌細胞を紫外線によるダメージから守ろうとして、メラニン色素が作られるのですが、紫外線対策を何もせず当たり続けるとどんどんメラニンが作られ、最終的にはシミとなって肌表面に現れてきます。メラニンという色素は基底層という部分にある、メラノサイトという細胞で作られるのですがハイドロキノンにはこのメラノサイト自体の働きを抑制し、シミの元となるメラニンが作られるのをブロックする効果があります。

シミの原因となるメラニン色素自体を作らないよう細胞自体に働きかける成分なので、高い美白効果が期待でき、日本では美容皮膚科や美容外科クリニックでもハイドロキノン配合のクリームを治療として処方しているほどです。ただ、このような働きがあると聞くとこれからできるシミは対策できても、すでにできてしまったシミを消すのは、ハイドロキノンには無いのではと考える人もいるかもしれませんが、今あるシミにも効く成分ですので安心しましょう。

これには優れた還元作用があり、すでに肌細胞に沈着しているメラニン色素に働きかけ淡色化といって、色素を薄くする作用で漂白効果を発揮し今すでにあるシミも、薄くすることは可能と言われています。ビタミンCやコウジ酸、アルブチンにトラネキサム酸など美白効果があると言われている成分は数多くありますが、ハイドロキノンはこれらの成分の約100倍もの美白作用があるとされ、この成分に勝る美白成分はありません。

ただ、これだけ美白作用の高いハイドロキノンも、トレチノインと併用して使うことでさらにシミ予防や、シミを改善する効果がアップするので多くの医療機関ではシミ治療として両方の成分を配合した外用薬が処方されています。ハイドロキノンはシミを抑制する作用の高い成分、トレチノインはというとシミの原因となるメラニン色素を押し出すのに効果的な成分で、併用することによってスムーズにシミを薄く出来ると考えられます。

トレチノインは肌の基底層という部分にまで浸透し、肌の新陳代謝を高める効果があり、どんどん新しい肌細胞を作り出すことによって、メラニンが沈着してしまった肌細胞をスピーディーに押し出すという働きを持つ成分です。ハイドロキノンでメラニンを作り難くする、薄くした後にトレチノインの新陳代謝アップの作用で、新しい肌ヘと生まれ変わるのをサポートできれば、どちらか単体でケアしたよりもさらにシミ改善に効果的です。

もし、この2つを併用してシミ対策を行うのであれば洗顔後にまずは化粧水などで保湿した後、まずはトレチノインをシミが気になる部分に綿棒などを使い、ピンポイントに塗っていき浸透するまで約2分から3分程度待ちます。トレチノインを塗った後に、シミがある部分よりも広めにハイドロキノンを塗っていくのですがこの時、トレチノインを塗っていない部分から内側に向けて塗っていかないとトレチノインを周囲に広げてしまうので注意が必要です。

医薬品ですので間違った使い方をしてしまうと、思わぬ肌トラブルを招いてしまうこともありますが、使い方を守っていればリスクも減り、シミも消すことができるのでシミが気になる人は併用して使ってみてはいかがでしょう。